ステムの短さを感じたのでステム交換をしました。
90mmから110mmに変更です。
ステムはヤフオクで激安購入です。
まだこの長さで確定ではないので最初は安いものでも良いかなと。
ポディションが固まってきたら良いものを買うかもしれません。
1 交換すること自体は簡単にできる
そんなに難しくないと思っていたけど、その通り簡単だった。
交換することだけをみればって話ですが。
簡単に行ってしまえばボルトを外して付け替えるだけの作業。
難しいことはないですよね。
難しい点は左右の幅を同じにすること。
これが自転車のパーツ取り付けで難しい部分ではないでしょうか。
最初についていたステムの跡が少しあったのでそれを元に取り付けました。
あとはスケール(測り)で長さが一緒になるよう測ったりもしました。
1-2 ボルトを締める手順
分かっているけどちゃん取り付けられていなかったボルト。
上下の幅が均等になっていなかったです。
このボルトの締める手順は、最初に締めたボルトから斜めに行き、上下となる。
仮に正面に見て左上→右下→ 右上→左下の手順で少しづつ締めていく。
私はわかっていたにもかかわらず、均等に締められていなかったのでボルト締めは気を付けるべきポイントだと思います。
(ボルトを締めるだけの簡単作業なだけに深く気にしないかも)
2 やってしまった重大ミス(意外にこの手の記事をみかけないので気を付ける)
一通り取り付けてから気づいたのですがフロントフォークがユルユルになっている!
スキマ空いてます。
「なぜだ?」
と思い調べてみるとステムをコラムに締める前にトップキャップを先に締めてフロントフォークのユルみをとるとのこと。
これを知りませんでした。
ステム交換の記事を多く見て調べたのですが、このことが書かれている記事をみかけなかったのでまったく思いもしませんでした。
これが重大ミスの始まりです。
ステムをはめる際、コラムよりステムが若干上にでてきる形になっていないといけません。
外した時はこれくらいでした。
ですがこれはフロントがシッカリとすき間なくはまった状態です。
この幅を見たためスキマがありすぎると思い、スペーサーを付属の物を使い幅を狭くしました。
これがやってはいけなかったことでミスの始まりです。
なぜミスをしてしまったのかというと、ステムの高さ(幅)は純正と一緒だっため本来スペーサーは変えなくて良いはずなのですが変えてしまった。
このことによりコラムとステムのスキマが狭くなりフォークの締め付けが甘くなったんです。
交換前のスキマと一緒ですね。
このことに気づかずボルトが回るだけ締め付け続けてしまった。
「おかしいな?」とは思ったのですがなぜかその時、もっと回そうとチャンレンジする気持ちになってしまった。(今考えても謎です)
そのため回らなくなるまで締め付け続けたのだが、若干ユルみが残った状態だった。
「やばいことしたかも!?」と思いステムの構造について調べ、このミスに気付いたのです。
すぐに外して最初のコラムスペーサーを入れようと思ったのですが、時すでに遅し。
付けているスペーサーが外れない!!
同じ失敗をしないように、すぐさま調べると1つのブログを発見しました。
この記事くらいしか発見できなかったのですが、締めつけすぎてコラムが膨らんでしまったってことが原因のようです。
そのためにスペーサーが外れない。
気合でなんとかはずし、最初に付いていたスペーサーを入れました(きついけど)。
ステム交換する場合はこれくらいの幅は必要ですね。(ユルみがある状態)
だいたい3mmくらいかな。
締め直したらなんてことはない、簡単にフォークのユルみはなくなりました。
わかっていれば簡単に終わった作業でしたが2日かかってしまいました。
夜間ののみの作業ですが。
3 交換してみての感想
わかっていればステム交換は簡単にできる作業だった。
1時間もあればできます。
今回私が犯したミスはあまり起きないのか。
このようなミスの記事を探したのですがまったくありません。
こんな凡ミスをするのは私だけ?!
それともみんな気付いてないだけ?!
統計的にこの手の記事が少ないってことは、こんなミスはあまりないのかな。
恥ずかしい限りです。
でも初心者の人はこんなミスをする可能性があるかもしれません。
この記事が参考になれば幸いです。
4 長い目で見て自分で交換するべか、ショップに頼むべきか。
私が思うには自分でやるべきだと思います。
細かいポディションの変更などは毎回ショップに頼んでられなし、ステム、シートなどは自分でできるようになっておいたほうが良い。
そんな難しいパーツでもないのでステムは自分でやるべきだろう。
コンポ、ワイヤー交換などメンテナンスはショップに頼んで良いと思います。
頻繁にやるべきことでもないので。
5 昔買ったメンテナンス本にステムの仕組みが書いてあった
パーツ交換し終わったあとに昔買ったメンテナンス本を見ることに。
なんか参考になることが書いてあればよいと思ってみたのだが、ステムの仕組みについて書いてあった。
まさかこんなところに書いてあるとは思わなかった、というか忘れていた。
これを思い出していればミスすることもなかっただろうに(^^;
6 交換の手順を詳しく調べつくす(パーツの仕組み、ボルトを締める手順など)
この失敗を無駄にせず、何かパーツ交換することがあれば徹底的に調べるべきだろう。
ステムのこともそれなりに調べたつもりだったがヘッドキャップについて書いてる記事がなかったので疑問にも思わなかった。
やってみないことにはわからないとは思うが、交換手順をイメージして疑問に思ったところをググってみるとよいのではないか。
ボルト1本占めることに対しても調べればミスはなくなると思う。